2014/09/11

スタイルではない祈り



札幌は夜中から三分に一回は雷、そして豪雨

さすがに目が覚めた 実家にも避難勧告が出ている

自然の力には 人間は無力だ

できることは只、祈ることだけ

自然へ しばし問いかける

しばらく祈り、そしてキッチンへ

思い出す「祈りは生活だ」という言葉を。


ある方が眠っていたとき
自分の無力さにはじめて行き詰まった

移動中の飛行機もずっと雷がなり続けていた

そのとき読んでいた本の中にあった気がする言葉を思い出す

祈る、ということをし続けるのではなく

「生活する、ということ自体が祈りだ」


私はキッチンを片付け、コーヒーを淹れた


そして最近感じていたことがぐるりとする

祈るように 歌う 踊る

yuraiのエマさんの言葉や言動から
本当はこういうことなんだと
自分が感じていたことと繋がった

じわりじわりと感じていた

音楽も 舞も特別なことじゃない

ハレの日に踊る 歌うことは

太古から人々が行っていたこと

そして祈りもそう

だからひとつひとつ、丁寧に生きることはそれだけで祈り

丁寧に身体の細胞一つ一つを感じること(動きや歌)も 祈り

だからスタイルではない祈りを.......続けたい

すべて繋がっているから


こうしているまに、雀が鳴き始めた

雷がすこし遠のき始めた

雨がやわらぎはじめた

また 朝がやってきた

自然界の神様 ありがとう

被害がひろがりませんように。

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