2015/03/11

3.11からの記憶と song of earth リリースプロジェクトのこと

きのう、ある一枚のCDがうちにやってきた


今日は3.11

あれから4年。

あの日、私は札幌で、旦那さんの誕生日プレゼントを作りに
大通にいて地震にあいました。

札幌でも電柱がゆ〜らゆ〜らと不気味に揺れたのを覚えています

そのあとtwitterでは多くの情報が流れはじめました

東京では交通が麻痺して家に帰れない人を受け入れるお店の情報
東北の津波の映像
情報を求めるつぶやき....

情報の波ってこういうことかと
他人ごとのように流れ行くタイムラインを見ていました

何が正しいのか?
何をしたら生きて行けるのか?

9.11の時は海外だったのも有り
ただ放心してテレビを見つめるばかりでしたが

3.11は違いました

それが日本だったから。

スーパーに行っても変わらず東北産の野菜がいっぱい並び

放射能って大丈夫なの?

野菜も、魚も、肉も

どこのが安全なの?北海道のものは大丈夫なの?

そんな状態なのでスーパーに行っても立ち尽くすだけ

余震が来たら海外に行く​​ために
パスポートを取りに行けば人の山

東北から移住を決めて動き出す人

いや、大丈夫でしょと言って動かない人

助けに行かなくちゃと支援に出向く人

とにかくとにかく情報が多すぎて
何を選んだらいいかわからなくなった

でも私を動かしたのはひとつの出来事だった


ちょうど、3月末に、江ノ島で行われる
ネイティブアメリカンから語り継いだことを広めている
北山耕平さんのお話会に行く予定だったが
震災で、海が近いという理由で、中止になったのだ

とはいえ、飛行機もままならない状態だったので
開催されてもいけなかっただろうけれども。

その後、北山さんが
「ぼくが日本をまわるから呼んでください」と呼びかけ
北山茶会が各地で始まった

こういう時に重要なのは
昔からさまざまなことを経験した
先住民たちの教えなんだと
直感的に感じていた

ホピ族はじめさまざまな先住民のひとたちが
日本に向かって声をあげていた

2011年10月29日

札幌で北山茶会を行った

一年前から計画していたことがあった日だったけれど
それよりも必要だと思ったことだった


30名弱の人がうちに集まり
北山さんが先住民の人たちから学んだことを
たくさんお話ししてくれた

たくさん勇気をもらった気がした

「すべての答えは自然にあるからとにかく自然に耳を傾けるといいよ」
というようなことを
その日の会の終わり、流れ星がたくさん流れる夜に聞いたのが残っている


さあ、じゃあ、コレを胸にまた頑張ってすすむのだと思っていた

数日後、ZEN呼吸法のアドバイザー養成講座に行った

その後、北山さんがラビラビの周年パーティーで倒れたという知らせが入った

脳の病気でそのまま、数ヶ月、意識が戻らなかった

周りの人達はみんな祈っていた

北山さんが戻ってきますように....と

祈りってことがどういうことかわからなかったけれど

祈るしかなかったのだ

その間考えていた

「すべての答えは自然の中にある」

自然をよく見た

どんなときの空のあと、寒くなるのか

鳥がどんな動きをした後、地震がくるのか

風がどっちから吹く時が放射能が多く飛んでくるのか

虫がどんな動きをするとき自然界はなんと言っているのか

とにかく、とにかく感じた



そして、そうの感覚えをもっともっとてる日本を旅してるいてる


今まで見たことのなかった日本を感じ続けたら

私がうまれた「日本」という国が大好きになって

また深く日本人的な感覚を持つことができた気がして



そうしたらある時から

自然が絶対的に人と、ワタシと繋がっていると

感じられるようになってきたのだ



人に触れるとき

声をだすとき

息を吐くとき

周りごと全部が動いている。

感応するということ。

繊細な感覚は
電気の力でたやすく失われてしまうということ。



そして四年たった今

北山さんは意識が戻って記事を更新している

私は呼吸法と声のワークとヒーリングがお仕事になり

先住民の友達ができた



東北も復興したところとそうでないところが分かれている

でも、日本はまだなくなっていない。

住み続けて大丈夫なのかはわからないけど

あるとき決めた

「自分の感覚で大丈夫」と感じる限り

日本に住んで、日本を感じようと。



そして「祈り」を信じている。




去年、大沼でふくしまキッズのお手伝いを少しだけさせていただいた

元気で、かわりない子どもたち

なんの罪もないのに、訳あってフクシマという地に生まれ、今まだ住んでいる


特別じゃない、日本生まれの大切な子供だ





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地球のリリースプロジェクトって知っていますか?

ラビラビさんが作ったうたのプロジェクト。

売上は福島の子どもたちへ

そしてたいせつなこの歌は

著作権フリーで歌い継がれるうたに...という

本当にすばらしい企画です。



「あのとき地球さんは何に震えたんだろう?」



CDは下記から買えます

是非、みんなで広め、語り継ぎましょう

今日の祈りとともに。



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